骨盤体操ダイエット

　骨盤ダイエットの中でも一番手軽にできる骨盤体操ダイエットをご紹介しましょう。用意するものは基本的にありません。

より効果的に行いたい人はゴムベルトなどで骨盤を正しい位置に固定し、体操中に骨盤が開いてしまうのを防ぐと良いそうです。

また骨盤の状態によっては逆効果になる体操もあるので、自分の骨盤がどんな状態にあるのか、知っておく必要があります。

インターネットや本には骨盤の状態を分類するテストみたいなものがありますので、それをやってみて自分の状態をある程度把握しておいてください。

　まずは体操前に呼吸法をマスターしましょう。基本は腹式呼吸です。鼻から息を吸いお腹に貯めます。

次に口から息を吐きお腹を引っ込めます。この呼吸法を体操中に行う事で、骨盤周辺の筋肉を柔らかくし、骨盤矯正の効果をあげることになりますので、しっかりとマスターしましょう。

次に体操ですが、骨盤体操の基本となる体操をご紹介します。まず足を肩幅に開き、両手を腰に当てて、腰を大きく右に回します。

上体はまっすぐ起こし、顔は前を向いたままで、両足はしっかり前を向いたまま固定し、腰だけを大きく回転させます。次に腰を左側に大きく回転させます。右回し10回、左回し10回ずつで１セットになります。 次に前屈体操です。足を肩幅に開いて立ち、上体を ゆっくり前に倒します。

　　体が硬くてあまり倒れない人は、軽く勢いをつけて倒しても大丈夫です。さらに体を起こして腰に手を当て、上体をゆっくり後ろにそらします。 この前屈と後屈で１回とし、これを10回で１セットになります。 最後に骨盤を左右に押し込む体操です。

足を肩幅に開いて立ち、大転子の位置（大腿骨の上部にある丸い突起。足のつけ根付近の出っ張った部分）に手を当て、腰を大きく右方向へ押します。大転子に当てた手で骨盤を押し込むようなイメージで行って下さい。左側も同様に手でギュッと大転子を押し込むような気持ちで腰を左へ押し出します。

左右交互に、計10回で１セット行います。ポイントは腰を倒した時に、上体が後ろや前に倒れないように、上体はきちんと起こしたまま、腰だけを左右に押し出すように行います。皆さんもこのような簡単骨盤体操を実践して、スリムで健康的なからだを手に入れましょう。